
こんにちは!
やっさんです^^
アスパラ農家として“規格外品”を
毎日持って帰る中で、
焼く・茹でる・レンチン……
あらゆる調理を試した結果、
**いちばん簡単でウマいのは
「めんつゆトースター焼き浸し」**に尽きると
確信しました。
この記事では、
その神レシピと下処理・茹でのコツまで、
一気にご紹介します!
アスパラガスとは!


そもそもアスパラは春〜初夏が旬の“元気野菜”。
豊富なアスパラギン酸が疲労回復をサポートし、
露地ものは糖度6度超えでとうもろこし並みの
甘さになります。
水分が約90%をしめて、
100gあたり約22kcalと
非常に低カロリーな野菜です。
主な栄養素には、
疲労回復効果があるアスパラギン酸、
抗酸化作用のあるルチン、
妊娠中の女性に重要な葉酸、
そしてビタミンC・E・βカロテンなどが
豊富に含まれています。
アスパラガスには主に3つの種類があります。
最も一般的なグリーンアスパラガスは
日光に当てて栽培され、
栄養価が最も高いとされています。
ホワイトアスパラガスは土寄せをして遮光して
栽培したもので、
グリーンよりも栄養価は劣りますが、
柔らかく食べやすいのが特徴です。
紫アスパラガス(パープルアスパラガス)は、
アントシアニンによる抗酸化作用があり、
グリーンアスパラガスよりも
ビタミンCを多く含んでいます。



私はグリーンアスパラガスの
ウェルカムという品種を
作っています^^
旬の時期は春から夏にかけてで、
特に4月・5月・6月が最も多く出回ります。
今が夏芽の始まりで旬の真っ最中!
産地別では北海道が出荷量トップで、
次いで佐賀県、熊本県、長崎県、福岡県、栃木県、山形県と続きます。



私の農場の福岡県は
出荷量は全国5位でした^^
アスパラガス農家として毎日食べているからこそ
分かりますが、
アスパラギン酸のおかげで本当に元気が出ます!
アスパラガスの一番美味しい食べ方【めんつゆで簡単焼き浸し】
2年間様々なアスパラガス料理を試した結果、
48才のおじさんでも簡単にできて、
一番美味しい調理法がこの
「トースターめんつゆ焼き浸し」です!


フライパンで焼いても、茹でても、
電子レンジでナムルにしても
美味しいアスパラですが、この方法が最高でした。
材料(2人分)
- グリーンアスパラガス:6-8本
- めんつゆ(2倍濃縮):60ml
- 水:60ml
- しょうがチューブ:5cm程度
- にんにくチューブ:5cm程度
- 鰹節:1パック
- ごま油:適量
作り方
①アスパラを水洗いして下処理


まずは大量のアスパラを水洗いします。
規格外アスパラでも、
穂先が開いているだけで味に全く問題ありません!
②根元の皮むきと手で裂く
アスパラの根元は皮が固くて
食べにくい部分もあるので、
100均のピーラーで1/3程度剥きます。


【ダイソーのピーラー】
剥いて、一口サイズに裂いたものがこちらっ!


※アスパラ農家ポイント!!
アスパラは包丁を使わずに、
手で折ったほうが
味が染みやすく美味しい。
洗い物も出ずに簡単に調理できます。
③トースターで焼く
Amazonで購入したグリルパンに
ごま油をひと回しふりかけて、
トースターで焼きます。
(※下の写真はグリルを使っています)
魚焼きグリルで焼くと水分が飛んで、
うまみが凝縮された味になります。


【高木金属 グリルパン グリルトレー オーブントースター用 フッ素加工】
と
【Felio フライパン 取っ手 フライパンハンドル 鍋つかみ ブラック 17.5cm】
でごま油をひと回しふりかけて焼きます。
グリルの中火で6~7分程度が目安です。
④漬け汁に漬けて完成
焼けたアスパラを深皿に入れて、
めんつゆ(2倍濃縮)60ml、水60ml、
しょうがチューブ、にんにくチューブ、
鰹節を加えて完成です!


完成後は20分ぐらい冷蔵庫に入れておくと、
より味が染みて美味しくなります。
この調理法により、
アスパラガスの香ばしさと風味が増し、
シンプルながら非常に美味しい一品に
仕上がります。



本当に美味しいので
一度試してください^^
アスパラガスの下処理について


アスパラガスを美味しく調理するためには、
適切な下処理が欠かせません。
部位によって硬さが異なるため、
硬い部分を適切に取り除くことが重要です。
ポイントは先程の
ピーラーからの手で折る!!
※アスパラ農家ポイント!!
アスパラは包丁を使わずに、
手折ったたほうが
味が染みやすく美味しい。
洗い物も出ずに簡単に調理できます。
根元の硬い部分の処理
アスパラガスの根元は繊維が硬く、
そのまま調理すると食感が悪くなります。
処理方法は以下の通りです:
- 根元の切り落とし:
まず、根元の乾いた断面を
1-2cm程度切り落とします。 - 硬い部分の見極め:
茎の下の方を両手で持ってしならせると、
ポキンと折れるところがあります。
これが硬い部分と柔らかい部分の
境界線です。 - 皮むき:
根元から1/3~1/2の部分まで、
ピーラーで薄く皮をむきます。
包丁よりもピーラーの方が薄く均等に
むくことができます。
はかまの処理
アスパラガスの茎にある三角形の薄い葉のような
部分を「はかま」と呼びます。
はかまは基本的に取らなくても問題ありませんが、食感が気になる場合や、
より繊細な仕上がりを求める場合は取り除きます。
アスパラガス農家のポイント!!
アスパラは包丁を使わずに、
手で裂いたほうが味が染みやすく美味しくなります。
これは繊維に沿って割れるため、
調味料が浸透しやすくなるからです。
洗い物も出ずに簡単に調理できるので、
一石二鳥の方法です!



大事なので
何回も言います^^
アスパラガスの茹で方!
アスパラガスを茹でる際は、
部位による硬さの違いを考慮した
時間差茹でが基本です。
基本の茹で方
- 準備:
アスパラガスがしっかり入る大きさの
フライパンに水を入れ、沸騰させます。
水1000mlに対して塩小さじ1程度を
加えます。 - 時間差茹で:
沸騰した湯に、まず根元の硬い部分から
先に入れます。
直径1cm程度の太さなら40秒程度、
直径1.5cm以上の太いものは2分程度が
目安です。 - 全体を投入:
根元を入れてから15秒後に、
残りの穂先部分を入れます。
合計で1分15秒程度茹でます。 - 茹で上がりの判断:
アスパラガスを菜箸で持ち上げた時に、
フニャッとならず真っ直ぐの状態を
キープできる程度が理想的です。 - 冷却:
茹で上がったら氷水に取り、
粗熱が取れたらすぐに取り出します。
水に長時間つけておくと水っぽくなって
しまうので注意が必要です。
無水調理での加熱方法
少量のアスパラガスを処理する場合は、
無水調理が便利です。
フライパンに大さじ1の水とアスパラガスを入れ、
蓋をして中強火で加熱します。
蓋がカタカタなって沸騰したら
弱火にして1分加熱し、
火を止めて30秒余熱で仕上げます。
電子レンジでの加熱方法
- 準備:
下処理したアスパラガスを水で
軽く濡らし、耐熱皿に並べます。 - 加熱:
ラップをかけて600Wで1分程度加熱します
(太さによって調整)。
直径13mm程度の太めなアスパラの場合は
1分半~2分、
直径7mm程度の細めなアスパラの場合は
40秒~1分が目安です。 - 余熱調理:
加熱後はすぐにラップを外さず、
そのまま1分ほど置いて余熱で
火を通します。
まとめ
アスパラガスは、適切な下処理と調理法によって
その美味しさを最大限に引き出すことができる
野菜です。
根元の硬い部分の処理と皮むきをしっかり行い、
手で折って味を染みやすくすることが
重要なポイントです。
特におすすめのめんつゆ焼き浸しは、
トースターや魚焼きグリルの香ばしさと
めんつゆの旨みが絶妙にマッチした、
48才のおじさんでも簡単にできる
最高の調理法です。
アスパラギン酸やルチンなどの豊富な栄養素も
摂取でき、疲労回復効果も期待できます。
旬の時期である春から初夏にかけて、
正しい調理法でアスパラガスの美味しさを
存分に味わってください。
農家として毎日アスパラと向き合っている私が
保証します!
最高に美味しいアスパラガスが食べれますので、
是非一度試してみてください!!
最後までお読みいただき、
ありがとうございました^^



やっさんでした^^
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